PFCブレーキパッド

日によっては風が冷たい日もありますが
本日のように曇りでも
走行して気持ちのよい日があったりと
いつもの今時期の天候です

好評をいただいている
PFCブレーキパッド
クラシックミニ用の入荷しました。

ノーマルやスポーツパッド等使用していた方
連休前に交換して
驚きの効きを早く体感しましょう

・10インチ用  コンパウンド11材 定価¥22,000−(税別)
・4ポッド用 コンパウンド13材 定価¥22,000−(税別)

コンパウンド特性はこちらをクリック

品番・7720/11 10インチ純正用
品番・7765/13 4ポッド用

最新価格表はこちらをクリック

ひと月以上

UP出来ませんでした。
申し訳ないです

1人でやっていますと、なかなかPCを起ち上げるのが
なんて言い訳を……。汗

先日アメリカにいる友人から
「クラシックMINIのブレーキセットを買わない?」
えっ?何?
聞いてみると

ミニスポーツ製4ポットアルミキャリパー
ステンメッシュホース
ブレーキローター
これを数セット持っているから
買わないかというもの

これは
待ってました!!

何かというと。
当萌え萌えでは
PFCブレーキパッドを販売していますが
クラシックミニ用のシリーズとして

・10インチ純正用 ○設定有り
・4ポッド用 ○設定有り
・12インチ純正用 ☓設定無し

何故か12インチ純正キャリパー用のが
無いのです。

無いものは設定するしか無いので
輸入できる業者さんに依頼して
と思っていたところに
渡りに船となったのです。

これは金額が確定したら、ここで公開しますんで
ひとまず先延ばしで。

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PFCブレーキパッドですが
街乗りで強化パッドとは思えないくらい
効きますが
峠やサーキット等で
熱が入れば入るほど効き、更に効きます

注意しなければならないのは
発熱がものすごく半端でないので
今まで使用していたブレーキフルードの性能を
再確認してください。
2年前に交換したからとか
いつも整備してもらっている工場にあるやつを
入れたから大丈夫とか
何を入れたか必ず確認してください
場合によっては
「大変危険です」

時間の経過とともに、吸湿していきますので
一斗缶とかに入っているフルードとか
怖くて使えません
500cc缶とか残ったフルードも
もったいないから使ったとか
駄目です
捨ててくださいね。

各メーカーからブレーキフルードが
多数販売されていますが
値段と性能がイコールでない場合がありますので
よく調べて購入してください。

選択するときの注意点は
ウェット沸点のなるべく高いものを

しつこいですが

ウェット沸点を確認してくださいね。
交換時期も
半年とか1年で「必ず交換です」

WRX

スバルインプレッサWRXが
入庫

オーダー内容は
・車検
・タイミングベルト交換

ディラーで施行予定を
同僚の方の紹介で、萌え萌えに

まずは点検
気になったのは
エンジンパワーの割に、ブレーキの効きがとても甘く
エンジンだけチューニングしたような
チグハグな感じが

エンジンパワー・車重>ブレーキ こんな感じ

LLC凍結濃度−20度
ブレーキ修理他を提案したところ
純正ブレンボ(なんちゃってブレンボ)へ交換して
容量UPも候補に上がりましたが
予定があるので、ひとまず先送りに

前後Bローターは既定値の厚みがあるので
そのまま使用とし
PFCブレーキパッド交換と、付随作業を決めました。

お客さんの言われた作業をするのも大事なのですが
それは他のショップや工場の仕事であって

大事なのは、提案をすること。


まずはLLCを抜き、ラジエター降ろしから


分解開始


パカっとご対面


Tベルトは、流石に日本製、亀裂とかありませんし


まだまだ使用可能なんでしょうが


交換しますね。


交換部品等々


アイドラーB、プーリー、Tベルト、WP、サーモスタット等
サクッと交換。


分解と逆の工程でもとに戻します。


もう一つのメインディッシュ
PFCブレーキパッドと、グッドリッジステンメッシュホース交換


フロント用
品番 PFC-460-R 実はスカイラインR32.33.34
タイプMと全く同じ。


右が元々入れてあった、曙製のパッド
左側がPFC製


左右の内側上下とも固着していたので
ピストンを抜き、内側のシールと外側ダストシール交換


ピストンを抜いてみると、錆が発生してプツプツ


外したダストシール、インナーシールも交換します。
キャリパー側の錆はキッチリ落とします。


フロント・リアのホース交換


全てシールキット交換しました。フルOHですね


ん?フロントポッドジョイントからグリスが出ている?
左右のブーツ切れ?


ブーツバンドがゆるくて、グリスが漏れているだけでした
新しいバンドで締め直して完了


あらら?
デフオイル交換時にリアデフサイドが濡れているのに気づき
シール交換

見れば見るほど、車が良くなっていきます
最初に伝えた金額が全てなので
請求金額は増えませんが、部品は増え
何故か工賃だけが減っていく
摩訶不思議な現象がおきています
う~ん??

ミッションオイル、デフオイル交換
ブレーキフルードを全引きして済ませ(DOT3は駄目)
LLCエアー抜き済み
早速試運転へ!!

「ブレーキ鳴きはある」と聞いていましたが
多少は鳴く物の、気にならない程度でした
全く別物に変身、ブレーキは大化け

今まではカナチョロだったのが
ウワバミに変身?
なんのこっちゃ?

今回のオーナーさんは、街乗りでPFCを選択しました
サーキットも興味が有るとのことですが
良い選択をしました。

引き渡し前に試運転を行い
距離にして15キロくらい
夕方17時以降、しかもブラックアイスバーン状態で
気温はマイナス
体感で-1度から-2度くらいか?

初期制動、ブレーキタッチ
並々ならぬ性能を感じました
足でペダルを踏んだ瞬間から、踏めば踏んだ分
ギュギューっと効き(親分はゾリゾリっと表現)
パッドとローターのあたりが付いたら
更に効くのだから、すごいブレーキパッドです
熱が入れば更に効くとか

純正はもちろんの事、他のスポーツパッドには
絶対戻れないというのが、判りました。
見てはならないものを見た
そのくらいとても良いものです
乗ったものにしか判らない、感動があります
コレ以上のものは、世の中に出ていないのも
うなずけます。

WINMAX、プロジェクトμ、エンドレス等々
他メーカーにも良いところはあるのでしょうが
同じ土俵に上がれない理由は
比較対象出きるものが無いからなのでしょう。
オンリーワンがその理由

一度知ってしまうと、これ以外にない
価値が有る商品なのです

ポルシェとかフェラーリのオーナーさんが
果てはGTチームを含め
みんな夢中になるわけです。

良いものは良いのです。

MINIは特別?

萌え萌えモータースを開けるまで
クラシックミニ整備の仕事に15年間やっていましたが
その間習ったこと
トルクレンチの持ち方から、使用方法
ヘッドボルトの再使用とかせずに、交換が当たり前とか
ナットの締め付け時には、必ず油脂をいれて締めるとか
世間一般の常識を、全くやっていなかった
知らなかったわけで

賢者は歴史に学ぶ、愚者は経験に学ぶ。
教えていただいている方から
毎日こう言われ続け、学んでいます

いままで知らなかったのを、知ったわけだから
そこから変える。
賢者は歴史に学ぶ(人の失敗から学ぶ)

今までがこうしてきたから、これからもそうし続ける。
愚者は経験に学ぶ

どちらが良いかは明白
苦労しますが自分は前者を選択します

毎日勉強で、楽しいのも事実
毎日毎日怒られながら
一からやり直している最中

ここでオイルの話
カストロールとガルフ
メーカーの方から直接聞きましたが

クラシックミニに使用する
オイルの問い

エンジンとミッションを
「同じオイルで動かしている、ミッションでかき回すから
オイルが長持ちしない?」
「ブロックが鋳物、直接ピストン云々で、ブローバイが多くオイルも食う」と聞くと

仮に走行3000kmでオイルが300mlくらい減るエンジンと
ほとんど減らないエンジンがあった場合
使用するオイルを選択して提案する

例えば
正常なエンジン → C3 0W−30
ブローバイが少なく過走行エンジン → プロテック 10W-40
ブローバイが多く過走行エンジン → 911 15W-50

添加剤の性能が飛び抜けて高性能なオイルがあり
20000km超えても性能を維持する
油圧、清浄変化しないとの事

例の「オイルシールからオイル漏れするのでは」という件も
他の欧州車全て
数社あるメーカーのオイルシール製で
ミニのみ材質を落として製造することは
ありえません。
純正オイルが当然の如く
化学合成油になっていますので
ミニだけオイルシール云々とはならない。

100%合成油の件
エステルとPAOを単独で使用するから問題が起きるのであって
両方ブレンドしたものを使用するのが当たり前との事

「オイルでミッションやエンジンが壊れることは
ありません」ということです。

メーカーの方に
ここまではっきり言われました。

いままで知らなかったことを
今知ったわけですから
他人の失敗から学び
柔軟に取り入れるということ
要は聞く耳を持つということ

毎日勉強です。

本日

厳密に言うと土曜日の夕方
板金工場で出張組み立てが終了
夕方17時に持って帰ってきました
試運転を兼ねて
自走で帰る途中、エンジンが絶不調に
触媒が異常反応
点火プラグ4本中のいずれかの火花が飛ばなくなったのか?

このミニは97年式のモデルのため
同時点火タイプで1つの個体に2個内蔵
そのうちの1つが天に召されたようです
致し方がないので、板金工場にヘルプ
数分後に迎えに来ていただき
この場でお礼を申しあげます。


今回の気になる板金代金ですが
120時間の時間工賃
一時間あたりのレバレート¥6.000~¥8.000
単純計算で¥720.000~¥960,000-
塗装¥25万円
パネル部品代金¥12万円-(定価)
合計¥109万円~¥133万円

高いとみるか、安いとみるかは
貴方次第

オーナーさんは、大満足

エンジン不調の修理と足回りの修理完了後
4か月動かしていないので一通り点検後
納車です

お楽しみに

新年

先週からビジネスパートナーである
取引先、新年の作業を開始
1月6日夕方に、工場長から「ボディ本体塗装済み」だよ
とのことで、次の日1月7日
下見と小作業を兼ね工場に伺ってきました


当初
ドア左右、トランク、ボンネットを個別に塗装する
予定だったのを
急遽ボディに取り付けして塗装することになり
該当部分、下色のままです
このあともう一度塗装ブースに移動です。

ここまでが先週の週末
1月7日土曜日までの作業内容でした。


本日朝一番で覗きに行くと、ブースの中に入っており
塗装準備中


本日中には塗装も完了しますので
明日の朝一番から、組み立て作業開始です