錆と板金

ミニ乗り=錆との戦い

こんな関係
実用的に使用すると、どうしても
切り離せないのが

錆が発生し再起不能になる前に
錆を取り、錆止め剤を塗り
錆びがひどい場合
パネルを替えたりと
いろいろ手を加えます
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今回は左フェンダーが錆がひどく
縦に裂けてしまったので
外装の板金修理依頼です

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ざっくりと
ひとまず左フェンダーを取り外しましたが
フロントのカウル(グリルパネル)と
右フェンダー、追加工事になりました。

さすがに44万キロ走行すると
ボディにも疲労がたまるのですね

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左サイドシルを外し、内側の状況
悪く無いですが
床パネルに腐食がありましたので
そこはパッチ当てで済みそう

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最終的にこの中でペイントします。
ちょっとした工場をまるごと購入できるくらい
高価な
板金屋さん憧れの、塗装ブース。
要は塗装専用の部屋の事で
温度、湿度、換気、等を制御できることで
外気温度に左右されることなく
塗装に最適な環境で、ペイントすることが可能です。

一般顧客以外に
札幌市内600台以上の個人タクシー顧客を持つので
必要にかられて持っているのでしょう
ん?
板金塗装代金高いのでは?と思いのあなた

「逆に値段が安いのですよ!!」仕上がりも綺麗ですし。

スプレーガンで塗料を塗装面に吹き付けますが
「ミスト」と言って、ボディにつかない塗料が
空気中に舞います
換気をきっちり行えないと、ミストが塗装終了面に
乗ることで、塗装の表面がくすみます
そこで
乾燥後、ポリッシャーとコンパウンドで
磨いて艶を出すのです

塗装ブースがあると、その工程を省くことが可能になり
結果工賃が安くなるのです

良いことづくしですね。