調子の悪かったジャガー
先週無事に納車になりました
①フルトラユニット不良
②キャブレター同調
③リア周り配線不良
大まかにこの三点が今回の修理内容
ルーカス整フルトラユニットが、まだらに火花が飛んだり
飛ばなかったりと厄介君で
まずは元に戻そうとなり
フルトラ× ポイント式に◎
結果オーライで、クリア
キャブレターは、以前どこかの工場で調整してもらったとの事でしたが
リンケージから何から何までバラバラ
エンジン始動後
キャブ側、マフラー側とも
パンパン音
冷間スタートさせると、ゴジラのようにキャブの口から
順番に火は出るわ、
さんざんな状態でしたが
すっかりおとなしく良い子ちゃんに変身
大虎が飼い猫に化けました
FUSEが切れる原因は
リア周りテールランプ配線不良
分解して調べてみると
配線同士をねじって接続しており
それが抜け、ボディに短絡
FUSEが切れるわけです
配線が汚く無駄な線をすっきりと整理
配線をまとめ接続しなおし
完了
課題が山盛りてんこ盛りありまして
外回り外装は仕上がっておりますが
中身はこれからな状態で
クラシックカーラリーに出場するには
最低でも以下作業が必要です
特にリアタイヤのサイズが大きい為
センターロックを外しても、そのままでは
タイヤの脱着ができませんので
センターロックハブとホイルをつなぐ
ボルトナットを車載の状態で分解
分解するのに20分近くかかり
パンクをすると脱着に手間取り
たいへんです
①電気周り修理
②足回り点検修理(特にフロント側)
③ブレーキ回り修理
④タイヤサイズ見直し
⑤タペット調整
モエレに来店時には絶不調でした
エンジン本体に関しては課題はあるものの
普通に乗れる状態に
オーナーさんは調子を取り戻せるかどうか
心配していましたが
ひとまず満足していただき
来春に向け提案をさせていただき
ひとまず納車としました
うーん失敗
ビフォアーアフターの
動画を撮っておけばよかった。