「old-mini」カテゴリーアーカイブ

お久

当ホムペ、放置プレー続行中でして
書きたいのだけど
なかなか更新できずにいます
ネタ帳は毎日増え続けており
たまに放出しないと、増える一方なのと
あまり更新せずにいると、辞めちゃった?とか思われるので
ちょっとだけ……。(汗)

クラシックミニに携わって20年(ブランク含め)越えましたが
未だに判らないことが3点4点ほど出体したので
仲間内に質問とよもやま話をしたところ、
最後に出てきた言葉として、MINIは実用的に使用するのは
もう過去のことで
これから先は
大事に使用しないと、いま現存しているMINIは限りがあるので
MINIに従事しているものとして、無くなったらオシマイとの事と
存続の危機を
大変危惧しておりました。

ボディがダメになったら
程度の良いボディに入れ替えすれば
良いね。なんて自分も思っており
実際に言っておりましたが
人事のように
そうは言ってられない状況に突入したようです。

英国DB社にて、クラシックミニの再生を
https://www.davidbrownautomotive.com/mini-remastered/
行っている模様で
またこれが、とんでもスペシャルMINIで
英国内では
6万ポンド〜9万ポンドで販売
金額から仕上がりまで、特別スペシャル。

このあたりも含め
英国人がMINIを求め
国内から英国へMINIがスライドしていくのも
少なからず影響があるのかもしれません。

日本国内でも
USSとか業者向けオークション等で
毎週毎日6台とか8台とか
多い日だと日に10台以上の出品があったりしますが
今までの感覚で落札しようとしても
高額になりすぎて、購入できない事があり
コロナ以前に比べると
仕切りが高くなって、驚きの金額で落札されています。

輸出業者が、人気の日本車を含め
当のMINIを含め、国内相場を無視して購入する為
こちらの勝手な憶測ですが
高額取引の原因になっているのかもしれません。
その結果
必然的に相場が高くなっているもなのか
単純に台数が減っているため、取り合いで
入札応札で高額になるのか
不明です。

市場価格も箱(ボディ)の状態がよければ
R評価(事故車扱い)であっても、高額取引となり
ミニはもう高額車両(希少車、クラシックカー)になってしまいました。
部品等は今までどおり、入手可能で
新商品が未だに発売されたり、今まで生産中止だった部品を
新規に生産したりと
実用的に毎日乗ることは可能なのですが
箱をサビ等で腐食させると、元に戻すのに
多大な費用が必用になりますので
特に北海道や東北、塩化カルシウム等
塩害地区でミニを乗る方は
下回りの塩害処理や
フロントインナーフェンダーの取り付けを
オススメいたします。
これうちで4台取り付けしていますが
効果絶大、泥水や塩カリ、飛び石から
フェンダーを内側から保護しますので
サビが出にくいです。
全てのミニに取り付けしたい、実用品です。

※追補
先のDB社ではスペシャルミニを年間200台〜300台
生産予定らしいとの事
どんどん英国に持って行かれています。


参考取り付けURL
https://www.minimania.com/Installing_Inner_Wheel_Arch_Liner_Kit

sabiさびサビ

寿司のわさびではありません。
外人は「インパクトグリーン」とも言うらしいですが(😁)
ネタは錆です。
旧車オーナーさんは、このフレーズが嫌い
ユーミンのリフレインが叫んでいるではありませんが
どーしてどーして錆てしまったの〜♪

亜鉛鋼板を使用していると、サビづらいのは
世の中の常識なんですが
車に関すると、遅れているというか
コストの関係なのか、メッキ鋼板を使用しているのは
一部車種のみ
旧車特にMINIのリペアパネルに、そのような商品は無いので
代用品で賄うしか無いのです。
商品名はジンク(亜鉛)スプレー、これ人体に毒です。
使用箇所は
屋根とか橋げた、街灯、信号機、電線柱の金具
船の船体、船のエンジン、プロペラ
錆びちゃ困る部分
なんでも亜鉛メッキでサビ知らずです。
ただしサビの上から塗っては、効果は激減
サビを削って鉄に直接塗らなければダメです。
下処理が全てです。
ジンクを塗り、乾燥させてから
仕上げは
塩害ガード水性、コレを専用のガンで吹付けします。
ちなみに水性を使用するのは
環境問題とかではなく
水性は乾燥すると、溶剤でも溶けにくいため
仕上がりが良く、後始末が楽なのです。
なにせ溶剤が不必要なのと
水で洗浄できるので、なんとも楽ちんというか
シャーシブラックスプレーも水性と油性がありますが
同じ理由で水性を好みます。
油性のメリットは、値段が安いということでしょうか?

雪解け

3月に入り雪解けが加速中のモエレです。
例のNEWウィルスもなんのその
さーて
2年前〜あづかり中、例の板金修理のMINI
4/18(甘海老ツー)に向け
完成を楽しみにしているオーナーさんに
本日朝電話しました。
カクカクシカジカ云々云々◎☓△□・・・・。

来週月曜日もしくは火曜日の夜までに
連絡しますね。

新品ホワイトボディ


英国にある新品ボディ屋さんにて
MINIを組立中の画像があり
なにげに見ていると?

こんな画像があり?ん〜?コレは

正解は
溶接機でした。
シーム溶接機というらしいです。
溶接痕が特殊で
3〜4cmおきに、ポツポツと◎状の痕が付きます
上画像でも確認できます。
ボディ各所にポコポコした凸凹の部分
この溶接機で鉄と鉄をくっつけた跡が見えていたのです。
ルーフの雨樋等も見えるはず

ドアフレーム(クォーターガラスの前側等)にも
溶接痕が無数に見えます。

ローラーが入る部分はよいのですが
ローラーで溶接できない部分
例えば
狭い場所、曲がっている部分は
この様に
通常のスポット溶接機で一発づつ溶接します。
国内の車屋さんも
ほぼ同様の溶接機で溶接しています。


ロングブリッジ工場時代と変わらない
数は少なくなったとはいえ、感心いたします。

ROVERが2000年に廃業した時に出てきた工具機械類なんでしょうか?
画像の説明がないので、憶測ですが。
過去に三和の◎市さんから、、東京ドーム三杯分
こういうものが、、どこだかに放置している云々と
聞きましたが。
ヘリテージ等で引き上げたのでしょうかね?

未だにホワイトボディ(新品)が入手可能なのは驚きの一言。
たしかMK1も入手可能です。

まさに
MINIのボディ本体は数えきれないほど、スポット溶接で
パネルとパネルを溶接しているんです。

2月になりました

年前、10月に更新していらい
年が明けて2月に(汗)
いつもながらぬるいですが
今年もよろしくお願いします
ゆるゆると仕事はしております
すみません😢

年前にはこの子を納め
乗れるようになると、見た目が気になるとのこと
要は化粧直しをしたいとか…。
外装、まあゴム系部品、内装部品、シート、幌等々
その他諸々部品オーダーして
ぼちぼち入荷する頃合いで、

このMINIが板金が終わると、もう1台のMINIが待っていますので
ん〜。
合間にスプライトを入れていただき、なんとかなるか?

カニ目

なぜか日本では、カニ目
まずは降ろしましょう。



オイルエレメントは今風

ダイナモ、プラスアース仕様!!
使用方法が理解出来ているのであれば、オススメはしませんが
実用車ではなく、趣味車なのでコレもありかも。


さくっと


旧車はシンプルで降ろすの楽ちん


エンジン単体だと、チッチャイ。
横差しデスビにダイナモ、う〜ん。


降ろしたのは、OHの為ではなく
クラッチ交換のため

分解したら、何かしらあるのは間違いないのですが
エンジン始動時に、打音(メタル)も無く
他異音が無いのと
ブルースモークも排気管から出ないので
「無駄な金は使うんでない」ということにしました。
ダメになったら又降ろしましょう

車両を持ち上げて
片側のタイヤを手で回すと、反対側が回ったので
ハーフシャフト(デフも)は生きている事が判明
クラッチハウジング(オカマ)の点検口を覗いて
タイヤを回してもらうと
クラッチディスクに刺さる、メインシャフトが
回っているのが見えた(ミッションも生存)ので
クラッチが効いていない(滑り)ということに。


降ろす原因になった、部品たち2点
クラッチディスクとクラッチカバーです。

オーナーさんは当初ミッションブローしていると言うことで
購入したようでしたが
結論は、単純にクラッチ滑りで
結果オーライでしょう◎


測定してみないと判りませんが
こちらは行けそう。



部品到着まで、しばしの時間を。

筋トレ

対角、八の字に20分2本
この気温なので、ナカナカ(ムキムキ)っす。
光明丹(酸化鉛)とコンパウンドを使用
定盤の上ですります。



ちがいがわかりますね。


左右と中央に摺れていない部分が見えます
これ以上すり合わせすると
エンジン番号がどんどん無くなるので
もう少し摺りたいのですが
このくらいでやめます。