単相3線式(家庭用電灯200V)を使用して
三相動力(低圧電力)モーターを
回すことが可能かどうか、検証しました。
コンプレッサーも成功っす。
川岸弘一さんの投稿 2016年6月20日
YouTube等で成功している方が、動画をUPしていましたので
動かすことは出来るのだろうと、思っていましたが
電灯の契約容量等一切詳細が出ておらず、
少し不安な部分もありましたが導入をお考えの方
参考にして下さい。
自分が導入した機器や北電の契約等
・従量電灯 60A契約
・富士コンプレッサー W-35P 電動機3.7kw(5馬力)2段圧縮
・三菱インバーター FR-E720 7.5kw
単相200V専用インバーターは、大半のメーカーでは
2.2kまでの取り扱いで
三相200V専用インバーターの、欠相保護機能があるタイプの
インバーターを選択、その設定を解除して運転します。
配線の接続も、三相用のインバータの場合
入力側 R、S、T、と三箇所ありますが、今回導入した三菱は
制御電源がR,Sから内蔵電源を取り出しておりますので、R、Sに接続します。
他メーカーでは、R、Tに接続する場合も有るようです。
電動機の入り切りは、制御パネルからON・OFFするか
外部からのスイッチにより、ON・OFFする事が可能で
今回のコンプレッサーは、付属している圧力スイッチを使い
ON・OFFさせます。
基本的に機器に付属している、マグネットやコンデンサーは使用できませんので
インバーター出力配線を、直接モーターに接続します。
既存では、圧力スイッチはマグネットに繋がっていますが
切り離しインバータから、配線を引き圧力スイッチにつなぎ
インバーター側の制御端子、正転信号に接続します。
そうすることにより、コンプレッサーが設定圧になるまで
回り続け、規定圧になると止まります。
圧が下がると、回り始めます。
出力容量も、同一では回せないのと
インバーターの寿命が短くなりますので、電動機出力の2つ上のサイズを選択して下さい。
・電動機0.7kw → インバーター1.5k
・電動機1.5kw → インバーター3.7k
・電動機3.7kw → インバーター7.5k
施工には電気工事士の免許(資格)が必要です。
電気の知識、例えば使用する配線の太さ等の設計があり
電線の太さ(断面積)に対する、電流の許容がありますので
やみくもに何でも良いということでは有りません。
ムチャな設計は、屋内配線、屋外配線の焼損、屋側引き込み配線の焼損
引き込み柱側のヒューズ切ってしまい、あたり一帯停電になったり、火事になって大惨事に繋がり
多大な迷惑をかけますので、細心の注意が必要なのです。