萌え萌えモータースを開けるまで
クラシックミニ整備の仕事に15年間やっていましたが
その間習ったこと
トルクレンチの持ち方から、使用方法
ヘッドボルトの再使用とかせずに、交換が当たり前とか
ナットの締め付け時には、必ず油脂をいれて締めるとか
世間一般の常識を、全くやっていなかった
知らなかったわけで
賢者は歴史に学ぶ、愚者は経験に学ぶ。
教えていただいている方から
毎日こう言われ続け、学んでいます
いままで知らなかったのを、知ったわけだから
そこから変える。
賢者は歴史に学ぶ(人の失敗から学ぶ)
今までがこうしてきたから、これからもそうし続ける。
愚者は経験に学ぶ
どちらが良いかは明白
苦労しますが自分は前者を選択します
毎日勉強で、楽しいのも事実
毎日毎日怒られながら
一からやり直している最中
ここでオイルの話
カストロールとガルフ
メーカーの方から直接聞きましたが
クラシックミニに使用する
オイルの問い
エンジンとミッションを
「同じオイルで動かしている、ミッションでかき回すから
オイルが長持ちしない?」
「ブロックが鋳物、直接ピストン云々で、ブローバイが多くオイルも食う」と聞くと
仮に走行3000kmでオイルが300mlくらい減るエンジンと
ほとんど減らないエンジンがあった場合
使用するオイルを選択して提案する
例えば
正常なエンジン → C3 0W−30
ブローバイが少なく過走行エンジン → プロテック 10W-40
ブローバイが多く過走行エンジン → 911 15W-50
添加剤の性能が飛び抜けて高性能なオイルがあり
20000km超えても性能を維持する
油圧、清浄変化しないとの事
例の「オイルシールからオイル漏れするのでは」という件も
他の欧州車全て
数社あるメーカーのオイルシール製で
ミニのみ材質を落として製造することは
ありえません。
純正オイルが当然の如く
化学合成油になっていますので
ミニだけオイルシール云々とはならない。
100%合成油の件
エステルとPAOを単独で使用するから問題が起きるのであって
両方ブレンドしたものを使用するのが当たり前との事
「オイルでミッションやエンジンが壊れることは
ありません」ということです。
メーカーの方に
ここまではっきり言われました。
いままで知らなかったことを
今知ったわけですから
他人の失敗から学び
柔軟に取り入れるということ
要は聞く耳を持つということ
毎日勉強です。