実走行49万kmクラシックミニの
修理依頼を受けました。
月まで38万5千キロですから
折り返し地点から、9万キロ弱ですかぁ。
これだけ走行距離が多いミニは
日本国内でも数台しかいないのでは?
その光栄にあづかりました
どのような状態になっているのか
興味津々
まずはいつもの儀式から
オイルが掛かる部分、汚れが落ちて白くなっています。
かからない部分は、筋状に汚れが付着したままに
んーピストン駄目?
傷が多い?
測定してみないとなんとも言えませんが
再使用したいですね。
再使用可能かどうか点検のため右端のピストンを洗浄しましたが……。
残念ながらピストンの上部側面、油膜切れのため溶けており
傷だらけ、再使用不可。
新品ベアリングを組み込み
プラスチゲージをはさみ、規定トルクで締めます。
ヘッドボルト(9本)は全て交換
ブロック側クランクキャップボルト(6本)交換
クランクは再使用
ピストンは中古品を支給
作業はピストンリング交換と、クランクベアリング交換
吸気排気バルブシール交換
バルブシートカットと吸排バルブ当たり付け
その他
その他の部分がわんさか有りそうです。
2速のシンクロが傷んでいるようなので
ミッションも分解の予感。
購入した部品