汚れ6.2万マイル

ジュール・ベルヌの小説を
少しパクった
題名ですが。
62000マイル=10万キロ
走行したアルトワークスのヘッドカバーの中身がコレ
汚れが付着しています。

ごく普通に汚れています。
エンジンシャンプーで洗浄後に開腹していますので
術前はもっと汚れていた?

この汚れは洗浄成分が少ない為
オイルが汚れを取り込まないために
このように汚れます。

油汚れの食器、洗剤を微量で洗っているのを
想像してください.

カレーやシチューが付いた食器
たくさん洗剤をつけないと落ちないのと
全く同じ原理です。

洗浄成分が少ないので、オイルが汚れず
汚れが内側に付着するのです。

このタイプのエンジンはラッシュアジャスター無しですので
オイルの良し悪しで
カムから異音が出ませんが
カムシャフト、タペット摩耗が進むにつれ
打音が大きくなったり
タイミングチェーンの給油口の詰まり等で
給油不足
結果はチェーンの伸びや
異音(チャラチャラ音)が大きくなったりと
マイナス部分が大きく
壊しているのと全く同じと思います。
オイル選定はとても大事で

良いオイルとは何?
と考えさせられる一例でした。