ダブルトゥーアクセル
羽生くんが出てきそうな
何やら優雅な題名を付けてみましたが
今日の作業はこれ
ツインチョーク型キャブレーター交換と
調整依頼です。
新品同様品ということでオーナーさんからあづかりましたが、
何の車両で
使用していたのか判りませんが
ある付いている部品が無かったり
フロート室内に汚れがあったりで
確認ろ点検の意味もあり
まずは
全バラして、きっちり清掃から
スタート
現行のスペイン製ではなく、イタリア製ツノ付き
フロートニードル、ポンプジェット
パイロットジェット
チョーク、インナーベンチュリー
は適合。
エマルジョンチューブ、メインジェット、エアージェットは
このエンジンの諸元に指定外だったので
あうものを部品商から入手
ビフォー
アフター
ミクニ製ソレックスから
weber40dcoeに交換です。
既存のソレックスキャブの
エアーミクスチャー穴が拡がっており
とてもシビアで扱いづらい状態だったので
交換をススメていました。
新品同様でキレイに見えますが中古品
過去に誰かが使用しているため
色々不具合がポロポロと……。
その都度対処して
作業をすすめていきます。
調整前は前後キャブから盛大なクシャミ
パシュッパシュッ音と共に、火柱
まるでゴジラ状態。GYAO-
排気音もバッバっバラバラ音でしたが
調整を詰めていくにつれ、行儀がよくなり
前後吸気音が揃いパラパラパラ音に変化
2機とも歌いはじめ
排気音もそろい
しつけ完了です。
乗り慣れしている方ならば エアーミクスチャーを濃く
乗り慣れしていない方ならば エアーミクスチャーを薄く
かぶり抜きが出来るか出来ないかなのですが
こればかりは説明がむづかしいので
端折ります。
題名はエアーミクスチャーの調整時に
何回転させるかを書いたものですが
一部のキャブ愛好家たちの常識では、2回転半から
3回転とか
ダブルアクセル、トリプルアクセル
んふふ。
何々どーしての問い?に
残念ながら答えられましぇん。
点火周りや配線類
気になる部分がマダありますが
次回に向け
伝えて今回はこれにて
完了っす。