「old-mini」カテゴリーアーカイブ

先日

久々の投稿です

クラッチASSY交換のオーダーが入りました。
AP品番、3点セット
クラッチディスク、カバー、ベアリング
を注文

届いた部品を組み付け、作業終了。
メールでお客さんから、作業後のレポート
ある回転域になると、振動が出るとのこと
ぬゎに?

遠方の方なので、日を改めて
もう一度開腹手術

フライホイルは交換していませんので
バランスが悪いのは、カバーと判断

物は試しと、バランサーで回してみると
カバーの芯ずれ
なはは

巷では穴を開け、バランスを取るようですが
次回クラッチ交換時に困るので
ウェイトを貼り付けすることにしました。

脱落しないように、貼付け面を脱脂
デブコン(超強力エポキシ接着剤)にてガッチリ接着

これで次回交換時
デブコンごと剥がして(削って)しまえば
すべてまるく納まります

えっバランスはどうやるのって?
ラジコンのヘリコプターのプロペラ、カミソリと水平器で
バランスを取るらしいですが

自分は水平器と、シャフト、ベアリング
クラッチカバーとフライホイル、センター出し工具

これでバッチリですね

部品取り付け屋さんではないので
無いものは作り、ダメなものは修正し
そのまま取り付け出来ないものは
加工する

物事を考えて作業する
これが毎日楽しく仕事ををする秘訣でしょうか

錆と板金

ミニ乗り=錆との戦い

こんな関係
実用的に使用すると、どうしても
切り離せないのが

錆が発生し再起不能になる前に
錆を取り、錆止め剤を塗り
錆びがひどい場合
パネルを替えたりと
いろいろ手を加えます
dsc_0514
今回は左フェンダーが錆がひどく
縦に裂けてしまったので
外装の板金修理依頼です

dsc_0515
ざっくりと
ひとまず左フェンダーを取り外しましたが
フロントのカウル(グリルパネル)と
右フェンダー、追加工事になりました。

さすがに44万キロ走行すると
ボディにも疲労がたまるのですね

dsc_0516
左サイドシルを外し、内側の状況
悪く無いですが
床パネルに腐食がありましたので
そこはパッチ当てで済みそう

dsc_0517
最終的にこの中でペイントします。
ちょっとした工場をまるごと購入できるくらい
高価な
板金屋さん憧れの、塗装ブース。
要は塗装専用の部屋の事で
温度、湿度、換気、等を制御できることで
外気温度に左右されることなく
塗装に最適な環境で、ペイントすることが可能です。

一般顧客以外に
札幌市内600台以上の個人タクシー顧客を持つので
必要にかられて持っているのでしょう
ん?
板金塗装代金高いのでは?と思いのあなた

「逆に値段が安いのですよ!!」仕上がりも綺麗ですし。

スプレーガンで塗料を塗装面に吹き付けますが
「ミスト」と言って、ボディにつかない塗料が
空気中に舞います
換気をきっちり行えないと、ミストが塗装終了面に
乗ることで、塗装の表面がくすみます
そこで
乾燥後、ポリッシャーとコンパウンドで
磨いて艶を出すのです

塗装ブースがあると、その工程を省くことが可能になり
結果工賃が安くなるのです

良いことづくしですね。

550AA

只今整備中の白MINI
本日無事に登録になりました。
インサートしたブレーキはコレ
PFC

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dsc_0498
新品なBローターとPFC
メーカーHP上では、ローター表面に
カーボンの皮膜とか書いていますが
正確には皮膜ではなく、浸炭されます

パッドに含まれるカーボンが
ブレーキを掛けるたび、ローターを浸炭

低温からガツンと効き
ローターとパッドが
うーんと長持ち

サーキット専用の立ち位置に見えますが
0度Cからガツンと効きますので
街乗りもOKな、とんでもないブレーキパッドです

国内MINIの世界では、
某三和〇〇◎◎◎〇のパッドが最高と聞きますが
PFCのブレーキシステムを
知らない方が多いのです

一部のミニ屋さんは、ちゃんと導入していました。

フォーミュラーやGTカーの世界
常勝チームは、自ら購入して導入済みです。
スポンサード(協賛)は一切しておらず
チームマシンには、ステッカー等一切貼り付けも有りません

世界最高なブレーキシステム

それもクラシックミニ用の用意があったのだから
早速導入して、PFCの効きを感じてみたくなったのです

ただし普通のブレーキフルードは使用禁止で
うちは
550AAもしくは
リアクトパフォーマンスのいづれか。

使用環境によっては
ベーパーロックしますので
ブレーキフルードは要注意ですよ

知りたい方はモエレモータースまで
問い合わせしてください。

PFCブレーキ

GTカーとか、フォーミュラーでは
必須ブレーキアイテム

スポンサードを一切していないのも、特色です。
上位常勝チームは全て
自前で購入し、導入している
それがPFCです。

カーボンとメタルの複合材
ブレーキを掛ける度
カーボンが
ブレーキローターを浸炭し
カーボン化
結果ローターの減りが少なくなり

効きも最高
ローターとパッドが長持ちという
夢の様なパーツ。

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コレをみて気づいた方いますね。
そうクラシックミニ用なんです
それも10インチ用

早速組み付けして、試運転
どうなるかお楽しみに

サブフレーム腐食

北海道はこれが多いのです
リアサブフレーム腐食

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使いきったサブフレーム
サビて穴が開き
軽量化されています。

dsc_0459
先日入手して、赤錆塗料をタップリといれ
水性シャシーブラックで仕上げました
コレを取り付けます。

関東モノは活きが良いです

逆の順に組み付けすれば
この作業は完了

赤さび

以前の職場でも、いろいろ錆対策をしていましたが
最強は、赤さび塗料

現場のプレハブ小屋の外部階段とかでよく見る
つや消しの赤色

通称、赤さび塗料
こいつが最強なんですが
車に使用する場合、大きな問題があります
それは車に使用する塗料と
相性が悪く
車の塗料に含まれる、溶剤が赤さび塗料を
溶かすため
最悪な状況になります。
要は塗装の下から、浮き上がって
塗装表面がブヨブヨに。

なんだ使えね〜じゃん!!

と思いましたか?

使用場所を限定すると
使える場所があるのです
例えば
クラシックミニのサブフレームとかに
塗るのです。
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このように。

赤さび塗料は、塗料として高性能ではありませんが
高い付着性と、防錆性
この2点に絞ります。

注意するのは
上塗りに、必ず水性のシャーシブラックを塗って
仕上げます。

14470594_1057897814330002_7092674904321561803_n水性を使用するのが「ミソ」ですよ。

シャーシブラックに水性と油性がありますが
どちらが良いとか悪いとかは、ここでは割愛します。

油性のシャーシブラックを吹いちゃうと
ガソリンやフルードに侵されると、溶けてデロデロに。
そうなると、あとから困るというか

正直触りたくないのと、お客さんに失礼ですし。
そのようになるので、使用しません。

えっ?水性だから水に溶けるって?
そんなことはありません。

最近の車の塗装は、もちろん水性塗料
家の屋根塗料も水性がありますが
雨の日は屋根の塗料が流れちゃうし
雨の日は乗れないことになっちゃいますよね。

お~!!コレはイケる。

北海道には、必須アイテムになるかも知れない
このパーツ

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えっ?何?って。
クラシックミニのFタイヤハウス内に
取り付けする、タイヤハウス??

正式名称は、インナーホイルアーチライナーKIT(長い)
と言う商品。

皆さん知っているとおり
ミニのタイヤ交換とかすると、嫌でも見えちゃう
勝負パンツではなくて
フェンダーの裏側
丸見えですよね

内側から、ドロ、水、雪、氷
融雪剤等々
シャットアウトしちゃうカバーなんです

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通常のミニは、このとおり
エアーダクトの蛇腹や、ウィンカー配線等
ハラワタが丸見えの為
雨天時走行すると、あっという間に
タイヤで掻き上げた有機物で
ドロドロに、ギャー。

結果、内側から腐食が始まります。
ヘッドライトの下、Fガラスとフェンダーの隙間が
錆びて膨らんできます

それを防ぐのが、転ばぬ先の杖ならぬ
今回のパーツです。

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取り付けイメージは、こんな感じっす
い~ですね。

haines6
取り付け後、内側から見た状況。

ウィンカーの配線や、
エアーダクトが見えなくなっていますね。

この画像は、スポーツパッケージ用オーバーフェンダーの
取り付けネジを利用して
共締めして固定しています。

赤字はその説明。

今までどうして出なかったのか
不思議ですが

これは効くと思います

オススメ

モエレモータースでも取り扱いしますが
受注生産の為、確定オーダーの注文とします。

インナーフェンダーライナー 定価¥20,800−(¥22,464−税込)
取付工賃 ¥8,640−(税込)

英国ミニマニアのHPを参照して下さい。
MINIMANIA こちらをクリック

業務連絡


・ヘッドガスケット交換
・SU1.3/4キャブ換装
・LCB換装
・RC40マフラー換装
・旧タイプクラッチASSY換装
・旧タイプオペレーティング換装
・アルミラジエター換装
・調整式テンションロッド換装
・調整式ロアアーム換装
・フロントハブASSY・OH
・コイルスプリングASSY換装

ひとまず動かせる状態になったので、スチーム洗浄して
リアドラムOH、車検整備が整い次第
陸運支局に持ち込みます。

ジョイフルAK屯田

へ引き取りに行きました。
帰りしな携帯が鳴り、出てみると
ヘルプコールが、到着時間を伝えGo

着いてから様子を聞いてみると
段差を越えた際「ゴキッ」音がしたとか。

F左側の車高があからさまに落ち、フェンダーとの隙間がギリ

なんとか自走可能と判断。
スペシャル代車と入れ替え、モエレにテイクアウト

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本日早速持ち上げ
池田秀一風に
「見せてもらおうか、車高が落ちた原因とやらを」
DSC_0430
んん?
なにか、何かが見える。見えるぞ

DSC_0432
おいおい、何だチミは
何時から君はそこにいるの?

DSC_0434
「ガーン、2ピーススプリングに」なっとるわ。
折れちょる。(T_T)

DSC_0442
破断面を観察すると
どこかの時点でスプリング本体に亀裂が生じ
段差を乗り越える衝撃で、轟沈
と言った感じでしょうか。

ミニ以外の車両も、同じ症例がたくさんあります
街中のトラック、クロネコとか佐川とか
スプリング折れ多発とか
やっぱ融雪剤も関係あるケド
路面の穴、マンホールの穴、路面の凸凹
等々関係あるんですかねぇ

本日部品注文っす。
ひとまずリフトにて、部品到着まで放置プレイ
あづかりますね。

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以下はおまけ情報。
自分でもらしいというか、こんなことをするのは
自分だけなのか、まあ見て下さい。
DSC_0439
普通の車はこんなことをせずとも良いのですが
ミニはこうしないと上げる事は出来ません。

ボディを潰さないで、リフトで上げる掛け方
ちゃんとかかりました。\(^o^)/

コチラはフロントサブフレーム側

本来の使用法では有りません。
リフトに入れる歳、車両の向きがあります
普通前進で入れますが
特に2.5トンまでのリフトは、前後のアーム長が違いますので
ミニの場合、後進(リア)から入れることにより
フロントサブフレームとリアサブフレームに
アームを掛けることが可能となり
ボディを潰しません。

※あくまでも、前後アーム長の違うタイプに有効
新しい、3,5トンとか4トンのリフトの場合
この限りでは有りません。

DSC_0438
リアサブフレーム側

DSC_0437
ミニが2台、かわいい

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ちゃんと掛かって、ボディに優しい。

車両重量が軽い、クラシックミニだから有効な
裏ワザ。そうでもないか。

クラシックミニ整備

車庫に保管していたミニをおこしたいとの事で
今月引取に伺ってきましたが
作業経過をポツポツUPしていきまする

ボディは良好
_IGP5280

予算の関係上、足回りに金額を回します

・ヘッドガスケット交換
・シリンダー内点検
・WP交換
・ラジ交換(水回り含む)
・エンジンマウント交換
・クラッチ交換
・LCB交換
・マフラー交換
・キャブOH(ツイン、シングル選択)
・車検新規取得
・他たくさん

キャブレター、シングル、ツイン
選択、どちらにするかメールで結構ですので
連絡お願いします。